和解期限を迎えたGoogleブック検索の損得
「和解を受け入れた場合は、著作一点につき60ドル以上の保証金とその本による収益から63%が支払われる。・・・同社を著作権法違反で告訴した写真家の福田文昭氏『図書館にある本をスキャンしてそれをビジネスに使いたいというのなら、事前にきちんと著者に依頼があってしかるべきです。グーグルは無断でスキャンしておいてこっちの案を受け入れたらお金を払うというやり方。あつかましいにもほどがありまよ。』」(週刊新潮9月24日号)
ほとんどの出版社では和解案に参加する方針らしいです。でも確かにこの方の言ってることにも一理あります。著作権が切れた過去の遺産を蘇らせるという大義名分もこの場合は関係ないですしね。
著作権があるものに関しては、グーグルのサービスで著者にも利益があると説明してからスキャンするのが筋だったとは思います。とはいえ、和解に参加しない人はブックサーチにかからないようになってるのでそれほど問題があるとは思えません。
著作権が切れたもの、著作権はあるがあまり人気が無く一まとめでブックサーチに載せて皆に見て買ってもらいたい人はGoogle。1作品ごと細かく交渉して、人気作品を丁寧に扱って更に売り上げを伸ばしたいならAmazon。大雑把に言うとこういう住み分けになっていきそうです。